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多摩丘陵の12古街道展(第2弾) 多摩市 パルテノン多摩にて開催
本年2月25日~27日に鶴川駅前のポプリホール開催開催しました「多摩丘陵の12古街道展」の第2弾を多摩市パルテノン多摩にて市民ギャラリーで開催します。
さらに充実した内容で、ミニガイダンス(宮田団長)や過去の研究活動のアーカイブの展示、資料販売ほかを計画中です。
歴史古街道団 ガイドリーダーと行く史跡探索!
中世歴史の宝庫 嵐山町
重忠・重能・重隆・義賢・義仲・義高・山吹姫・義平・頼朝・政子 源氏ゆかりの寺社・城館と鎌倉街道を歩きます。
■日時: 5 月 22 日(日)10:00
■集合:東武東上線「武蔵嵐山駅」改札口前
■解 散:東武東上線「武蔵嵐山駅」15:30 頃
▶チラシ
嵐山町は鎌倉街道上道・川越児玉往還が宿中を通り、奈良・平安時代から北武蔵の重要な地域でした。9世紀には将軍沢地区で武蔵国分寺再建期の瓦・須恵器などが生産され武蔵国府・国分寺にもつながっていたと思われます。古街道沿いに位置することから坂上田村麻呂や、源義賢などの源氏系、秩父重綱・重能・重忠などの秩父系に関連する遺跡・史跡も多く、今回はその伝承地・城館などを訪ねます。
最古の鎌倉街道跡がいよいよ現代に姿を現す?!~
小野路関屋砦の古道跡のメンテナンス & 地下の構造確認・調査会
2021年10月、永年の念願であった小野路関屋地区での最古の鎌倉街道遺構と推定される道路跡を、自主的な試掘調査(地権者様の御同意と御協力による)によって、地下の構造の一部を確認することが出来ました!――。
遺構は2面の道路築造時の路面形成面、中央に雨水を流すためのものと思われる溝状遺構が見つかりましたが、予想以上(見かけ以上)の広さを持つことが判明しました。
今回の面積はほんの一部にすぎませんが、今後は小野路の後(うしろ)地区や関屋一帯の歴史環境が、奇跡的に埋没したままで現代まで遺存して来たことの証明につながるものです。3月までは展示会や様々な関連する講演会にてこの意義の共通認識を深め、4月以降に続行調査を計画致します。
歴史古街道団(直近のイベント)のご案内
※チラシのクリックで拡大します。
【最近のイベント報告】 いつも参加をいただきありがとうござます。 ▶写真をクリックしてイベントの様子をご覧ください。
■4月16日:桑都あるき(その10)
2015年11月に「高尾あるきその1」でご案内が始まり、2021年11月の桑都あるき その9」で15回になりましたので、今回は初回に立ち戻ってみました。
小仏峠を越える甲州街道は大月の小山田信茂氏が北条攻めで開き、江戸時代に入り五街道の一つになりました。また高尾山に登れば富士山に登ったことになる信仰の富士講が行われました。その講の「はね板」が貼られた休み処に立ち寄り、高尾駅(旧浅川駅)界隈は鎌倉街道山の道と甲州街道が交差して、日本遺産「霊気満山高尾山」と俗界を分ける両界橋まで歩きました。
前日までの冷たい雨は止み、朝は少々肌寒かったものの日中は快適なウォーキング日和となりました。
■4月23日:いざ! 鎌倉②
南町田グランベリーパーク駅→瀬谷駅まで
鶴間は、足利尊氏・直義所領目録に「絃間(鶴間)郷」との記載があり、新田義貞がこの地を通り鎌倉へ、戦国時代には小田原北条氏が駆け抜けるなど、鎌倉古道と矢倉沢往還が合流する交通の要所でした。 都県境を越え、瀬谷の町に入ると、飛鳥時代開基の寺院、街中をクランク状に進む古道、中屋敷欅並木や瀬谷銀行跡など往時をしのばせる景観がみられます。現在の地図と明治の地図を比較しながら、道や川や村境と史跡を重ね合わせ、当時の風景や生活を想像しながら古道歩きを楽しみました。 今回は暑い中でしたが、大変お疲れ様でした! またご参加ください!
みやた たろう団長の
イベント・講演
万葉時代・防人の道❝古代東海道ウォーク❞2021
今から 1300 年前の奈良時代に奈良の都から足柄峠を越えた大きな国道・古代東海道が武蔵国府を目指して、ここ「多摩よこやまの道」の尾根を越えていました。
推定の古道跡を、展望の素晴らしい尾根道付近にて探索しながら歩いて万葉歌の朗詠や当時の防人(さきもり)夫妻の別離シーンを再現しました。
弁慶の「鍋ころがし」
義経、弁慶がこの地にさしかかり
弁慶が馬と共に急な坂を越す際馬が足を滑らせて、
弁慶が危うく落馬しそうになった。
そのとき、鞍の後ろにつるしてあった鍋の紐が切れ、鍋は断崖に落ち、谷底へ消えっていった。
と伝承があるようです。
伝承地には小さな公園があり、かなり見晴らしが良く、写真じゃ伝わらないほど景色が良いです。
(投稿:時田心さん)
「歴史とみどりの環境づくり
★生涯学習ファミリー教室」
東京の町田市には、数多くの歴史ある古街道跡が今も野山に隠れています。
多摩丘陵西部の12本の古代~中世古道の内の相原地区にある「相原七国峠古道」は、奈良・平安時代に瓦造りや特殊な土器づくりに専念していた技術者たちの道であり、また奈良時代の高麗人大移動の道でもありました。
近世には遠く山形の出羽三山に向かう人たちも通った道であった可能性もあります。
謎の多いこの古街道を歩いて、自作の「古街道MAP」を作ってみました。
今回は「相原七国峠古道を歩いて自作MAPを作ろう!!」をテーマに、初めてファミリーを対象に企画したものです。 幼稚園児、小学生、中学生のお子様をお持ちの5ァミリーを中心に、地図作成に参加してくださり、いつもとはまた違った楽しさの中でのウォーキングでした。
(投稿:歴史古街道団)
東京・町田の駅前に幾つもの三角地帯の土地を持つ辻がある
中には船形のお店にしてしまった場所も…。これは左側の道が鎌倉街道山ノ道(秩父~青梅~高尾~町田~鎌倉)だったことと、後の新たな町の区割りが合わさるからこうなる。
境川に沿って江の島や鎌倉に至る二つの鎌倉街道山ノ道を追跡すると相模原市側は境川の崖上の古道沿いに解説標柱や地元有志が造った碑や緑地などが点在し地域が支えているのがうれしい。でも町田市側には案内板が全くみられないのは少し淋しいなあ。
(投稿:宮田団長)
高尾歩きと桑都あるき
高尾歩きと桑都あるき 八王子の秋の風物詩のいちょう祭りが、コロナ感染症、感染拡大防止のため関所オリエンテーリング、模擬店など例年通りのイベントはありませんがモバイルスタンプラリーという新しい試みになりました。八王子追分町から小仏関所までの道を色づいたいちょうを愛でながら歩くのはいかがでしょうか?
高尾歩きは2015年まさに色づいた銀杏の11月から2017年11月まで計6回行いました。JR高尾駅周辺から京王線山田駅近くの廣園寺の開山忌(⒋/5)は一見の価値がありますよ。 めじろ台駅の南側の湯殿川は山形県の湯殿山と関連があることにびっくり。京王線の旧御陵線の廃線跡を辿って北にむかうと長房団地から多摩御陵まで歩けます。ブラタモリでも紹介されました。
6回目は最終回ということで高尾山薬王院の精進料理を頂いてお開きにしました。 もうみなさんをご案内することはないかなと思っていましたが八王子市内を案内して欲しいと言うことではじめたのが「桑都あるき」です。八王子は桑の都と呼ばれていたので、桑都あるきとしてはじめました。
今年、八王子市が日本遺産に「人々の祈りが紡ぐ桑都物語」として登録されました。桑都を使い始めたのは先見の明があったのかな? 2018年の春から今年の10月まで6回ガイドしてきました。「桑都あるき」では明治時代から絹織物業から発展したのと同時に、自由民権運動が五日市から町田まで盛んだった頃の八王子にも数多くの史蹟が残されています。そんな史蹟を毎回入れ込んだコースを考えてきました。
次回はどこをご案内するかお楽しみに!
今年私の知り合いが自分のお母さんへの想いを一冊の本にまとめました。大正から平成までの八王子の様子がよくわかります。その中に八王子空襲と中央線列車襲撃事件のことが書かれています。今年高尾山蛇瀧入り口の近くの「いのはなトンネル」の慰霊祭に参加しました。 (歴古団カフェ 伊藤ミチ子)
金太郎の山郷から足柄古道を歩く
当初は、新松田駅からバスで地蔵堂まで行き、夕日の滝を見てから足柄古道を歩いて関本(大雄山駅)まで戻る予定でした。 ところが、地蔵堂バス停までのバスの出発時間が変更になっていたので、関本(大雄山駅)まで路線バスで行き、逆に歩くことにしました。
【コース】(午前) 小田急線「新松田駅」9:15集合→(路線バス)→関本(大雄山駅)~関本宿~高札場跡~お君塚入口~足柄道坂本駅駅舎跡(南足柄市総合グランド)~白地蔵尊(顔面に「うどん粉」)~足柄古道入口~足柄神社~足柄神社石祠群~東山石碑群(芭蕉句碑)→矢倉沢公民館(昼食11:40~12:00)
写真は、関本(大雄山駅)金太郎、足柄古道入口、矢倉岳 標高870m、矢倉沢公民館横の看板
(投稿:三好さん)
お知らせ
■2022.07.16:対面での第18回定期総会を開催します。<NEW>
■2022.06.03~05:多摩丘陵の12古街道展(第2弾) 多摩市 パルテノン多摩にて開催します。<NEW>
■2022.05.01:会員宛に団報48号を郵送しました。<NEW>
■2022.03.26:ガイドリーダーと行く史跡探索! いざ! 鎌倉(全6回シリーズ)が始まりました。<NEW>
■2022.02.25~27:町田市鶴川 和光大学ポプリホール鶴川で「多摩丘陵の12古街道展」を開催しました。
■2022.01.01:会員宛に団報47号を郵送しました。
■2021.11.23:7年ぶりに「万葉時代・防人の道❝古代東海道ウォーク❞2021」を開催しました。
■2021.10.01:会員ウォーク参加費の見直し(宮田団長ウォークの会員の参加費を従来の700円から500円に値下げ、ご夫婦・家族割り引きは廃止)
■2021.09.01:会員宛に団報46号を郵送しました。
■2021.08.22:第17回歴史古街道団(書面)定期総会を実施、総会定数に達し総会は成立、すべての議案が承認されました。
■2021.06.22:【実施した最近のイベント】コーナーを設けました。
■2021.06.01:緊急事態宣言延長を受け6月1日から6月20日までの活動を中止または延期になります。
■2021.04.01:会員宛に団報45号を郵送しました。
■2021.03.14:歴史古街道団の活動を再開しました。
■2021.02.05:緊急事態宣言延長を受け歴史古街道団の活動を3月7日まで休止します。
■2021.01.01:2021年1月~3月の予定表を掲載しました。
■2020.11.23:古街道科学検証の実践講座Ⅲ千葉達朗さん〈アジア航測(株)〉講演会を開催しました。
『多摩丘陵の12古街道展』
2月に町田市(鶴川)、6月に多摩市(永山)で開催します
歴史古街道団も2004年の設立から18年目を迎え、2年後の設立20周年記念の節目を念頭に、これまでの探究で判明してきた多摩丘陵北西部の12の歴史古街道群についての発表を展示会形式で2回(第1回:町田市鶴川、第2回:多摩市永山)開催致します。
これは富士フイルムのグリーンファンド事業の一環です。期間は2022年2月25日(金)~27日(日)が第一回目、6月初旬を予定しています。いずれも入場無料。会場では随時、運営委員や宮田団長による解説を行っています。
「公益信託 富士フィルム・グリーンファンド(FGF)」助成による活動は、多摩丘陵に残された自然環境や古街道の歴史価値を再発見し、 地域遺産の伝承と活用に貢献する活動です。
一昨年から始まった富士フィルムグリーンファンド(FGF)助成(2年間)での取り組みとして、本年春から秋にかけて様々な事業を計画致します。
以下の項目は今後行う予定や計画である「2021年春・秋プログラム」の予定です。なかなか人が密には集まれない今、比較的安全である野外活動を中心に秋まで継続して順に実施してまいります。皆様の引き続きのご参加とお力添えをぜひよろしくお願い致します。
❶「歴史とみどりの環境づくり生涯学習ファミリー教室」
(春~秋の里山古道探索ウォーキングと自作MAPづくり推進)
❷「多摩丘陵・歴史と環境ガイド」 養成講座スタート
❸「万葉時代の古代東海道・防人の道フットパスウォーク」(5月、10月開催予定)
と、それまでの準備会づくり&プレ講座・ウォーク
❹「徳川家康・日光への道(御尊櫃御成道*ごそんひつおなりみち)」の現地学習
❺「義経伝説ウォーク」(多摩丘陵30地点の内でポイントを抜粋して実施)
保全活動(一本杉公園内)
徳川家康の道 「日光改葬・御尊櫃御成道(ごそんひつおなりみち)」
多摩市内で27年前ほど前にその遺跡を確認できていた古街道「家康の日光改葬・千人行列の道」すなわち御尊櫃御成道の推定痕跡を、昨年から多摩市公園課のアダプト制度を活用して、実際に歩くことができるようメンテナンスする活動を行っています。
古街道整備部門のグループリーダーを中心に古街道を整備しています。今後は、富士フィルムグリーンファンド助成金を利用しての整備や講演会、勉強会を実施していきます。
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イベントの参加に当たって
どなたでも参加できます。
実施日のお天気や体調をみてお気軽にご参加ください。
当日は現地で受付し参加費を申受けます。
尚、「事前申込み」以外のイベントは、事前の申し込みが不要です。
天候が怪しい時は、当日朝6:30 までに決定してホームページに掲載します。
不明の場合は7:30 までにお問合せください。
参加者分散化の為に、団長ウォークは土日版、平日版の2回、同じ内容で実施します。お好きな方でご参加下さい。*A班=土日祝、B班=平日
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2015年11月8日(日) AM 10:18:31
【団】= 歴史古街道団 会合
【宮】= 宮田太郎団長ウォーク
【ガ】= ガイドリーダー ウォーク
【学】= 学習会・講演会
【外】= 外部講座
【R】= 歴ジャパ プロデュース
✖【 】= 中止または延期イベント
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