鎌倉古道
古代~中世の古街道が残る奇跡の丘「多摩丘陵」。鎌倉時代から室町時代まで続いた鎌倉街道は、大きくは5段階の時代変遷をして発展したことがわかります。
①鎌倉幕府の源家三代の時代
②鎌倉幕府の得宗北条氏時代
③南北朝時代の足利公方時代
④室町時代の管領上杉による支配時代
⑤小田原北条氏進出時代初期
*それ以降は小田原への相州街道に変化――これらの変遷がわかる遺構が今も町田市・多摩市・八王子市が接するエリアの里山の中に奇跡的に遺り、未確認の城砦群も広範囲に確認できます。
これらは日本の歴史遺産としての価値は計り知れないものがあることが明らかです。いまや消滅してしまう危機に瀕している貴重な多摩丘陵の鎌倉街道跡を後世に伝えるべく、これからもアクションしていきます。
どうぞ、皆様の知恵とお力を、いまこそお貸しください。
多摩丘陵の古街道図【一部分】
野津田上ノ原発掘現場見学会(平成4年2月16日)
鎌倉古道の入口(妙桜寺)
関戸霞ノ関