ガイドウォーク:桑都あるき(その9) 


鎌倉古道相州道(相原七国峠から御所水まで)の謎を探ってきました。


 

■ガイド:伊藤 完 (団員)

■集 合:

京王線「めじろ台駅」10:00(10:12 発 東京家政学院大行きのバスに乗車します)

 ☆横浜線利用の方:横浜線「相原駅」西口から神奈中バス東京家政学院大行き 10:12 発 10:19 着を利用

■参加者:44名

 

【コース】

京王線「めじろ台駅」10:00 (集合)・バス停~東京家政学院バス停下車~七国峠~栃谷戸公園~峠山観音堂~由井稲荷神社(弁当昼食)~緑町姫龍神社~直入院~富士森浅間神社~広園寺~京王線「山田駅」(解散)

 

【内容】 

今回は八王子を通る鎌倉古道の一つ「相州道」と呼ばれる道を相原七国峠から七国4丁目の住宅街を経て、「栃谷戸公園」の見晴台で富士山を眺め休憩してから、峠山観音堂に立ち寄り広園寺参道に繋がる古道を探ります。

この辺一帯は縄文遺跡群です。桑都あるき-その2(2019・1・12 実施)と重なりますが由井稲荷神社で昼食。

緑町にある銅板の神社(姫龍神社)を経て市営霊園内の直入院、富士森公園内浅間神社から御所水通りに出ます。

ここは南北朝時代、後醍醐天皇の孫の皇子が住いした謎の場所です。

広園寺を経て山田駅で解散にします。

相州道は現国道 16 号沿いなので、桑都あるき-その6・7・8でご案内した古道に繋がります。

 

【感想】

天気も良く、最高のウォーキング日和でした。

20,000歩ぐらい歩いたので、ちょっとくたびれましたが楽しい一日でした。

 

【ガイドリーダの伊藤 完さんからのコメント】

 2021年11月6日は秋晴れに恵まれた日でした。50人近い皆様をご案内することができました。参加者の皆様にご協力いただきありがとうございました。

 

八王子市民に配布されている町自連だより45号(2020/1/15発行)の見出しに「由井地区は八王子のトスカーナ!」とありました。今回はその縄文遺跡だらけの旧由井村小比企町を歩きました。「その景色はまるでイタリアのトスカーナのようななだらかな丘が続きます」(八王子市街地がフレンツェでしょうか)とされています。

由井稲荷神社では地元の元町会長丹木さんに、昼食時社務所をご提供いただき、感謝です。

 

このウオークは、今でいえば亡命者(移民?)の高麗若光が北極星を頼りに、到着した大磯から七国峠を越えて、ひたすら北に向かって造り続け、埼玉の高麗にたどり着いた道を辿ってみました。広園寺、多賀神社は平安・鎌倉時代で、高麗若光の道沿いに造られたと思います。やっぱり古道はロマンだと思います。歩いてみて感ずるものです。

 

このウオーク後に仲間とおしゃべりして家に帰りましたら、イタリアワインのトスカーナがテーブルに置いてありました。「美味い!」、疲れをいやしてくれました。伊藤 完

ーウォークの様子ー