「歴史とみどりの環境づくり★生涯学習ファミリー教室」
(春の里山古道散策ウォーキング&MAPづくり) 相原七国峠古道を歩いて自作MAPを作ろう!!
ガイド:宮田太郎(古街道研究家)
参加費:無料(下地地図ほか資料一式200円。鉛筆と色鉛筆を持参)
集 合:JR相原駅西口前広場に午前10時集合
参加者:34名(撮影クルー、スタッフ含め)
【内容】
東京の町田市には、数多くの歴史ある古街道跡が今も野山に隠れています。
多摩丘陵西部の12本の古代~中世古道の内の相原地区にある「相原七国峠古道」は、奈良・平安時代に瓦造りや特殊な土器づくりに専念していた技術者たちの道であり、また奈良時代の高麗人大移動の道でもありました。
近世には遠く山形の出羽三山に向かう人たちも通った道であった可能性もあります。
謎の多いこの古街道を歩いて、自作の「古街道MAP」を作ってみませんか。
今回は「相原七国峠古道を歩いて自作MAPを作ろう!!」をテーマに、初めてファミリーを対象に企画したものです。
幼稚園児、小学生、中学生のお子様をお持ちの5ファミリーを中心に、お一人でご参加の方も地図作成に参加してくださり、いつもとはまた違った楽しさの中でのウォーキングでした。
晴天にも恵まれ、先々で見られる満開の桜や、聞こえてくる鶯の鳴き声に耳を傾けながら、森や山の色を思い思いの色で塗ったり、通ってきた道を赤色鉛筆でなぞったりしました。
畑横の土の中で土器の破片を探した時には、沢山見つけることができたお子様も。
それがもし古道や歴史への関心に繋がるのなら、それは大変嬉しいことです。
今もきれいに残っている相原七国峠古道では、関所跡、わだち跡、掘割状古道跡を一緒に探し、全て見つけることができました。
真米・七国峠遊歩道まで来ると落ち葉の掛け合いも始まり、元気一杯のお子様方に囲まれこちらも元気倍増。
ご参加ファミリーの皆様、またお一人でご参加くださった皆様、撮影クルーの皆様、ありがとうございました!
【コース】
JR「相原駅」西口前広場(10:00 集合)~鎌倉時代創建の諏訪神社~相原中央公園(昼食 11:45~12:35)~相原七国峠古道・北路(峠の出羽三山供養塔、謎の関所跡、わだち跡、掘割状古道跡)~大日如来像~相原七国峠古道・南路~コンビニ横 (解散 15:25)~相原「開都」バス停~JR「相原駅」西口 約5キロ
ーウォークの様子ー