ガイドウォーク


月例 多摩よこやまの道を歩こう!

尾根緑道を歩き縄文祭祀遺跡を訪ねよう! 1日コース  


ガイド : 須知講師

集合場所: 小田急多摩線「唐木田駅」改札口前

集合時間: 9:30 

参加者 : 22名

 

【内容】

奥州古道常盤道(よこやまの道と重なる)を歩き、よこやまの道終点経由で長池公園から尾根緑道を歩きます。

都立小山内裏公園では、古代甲州道跡や武相国境の峰、鮎道(あゆのみち)を確認し,最後に、縄文祭記遺跡の田端環状積 石遺構を訪ねます。

重要な祭記は冬至祭り。

今年の冬至は12月21日です。越冬準備中のコゲラや力ラ(四十雀等)の仲間達も皆さんを歓迎してくれるでしょう!

 

【コース】

小田急多摩線「唐木田駅」改札前(9:30集合)→よこやまの道(奥州古道常盤道)→影取り池伝説→よこやまの道(奥州古道常盤道)→六部塚→山王塚(よこやまの道終点)→長池公園(休憩)→尾根緑道→都立小山内裏公園 草地広場(11:35~12:30昼食)→同公園内古道跡・武相国境の峰→内裏池→太田切池(休憩)→鮎道(あゆのみち)→西展望広場→田端環状積石遺構→京王相模原線「多摩境駅」(14:30解散)

 

【感想】

新型コロナの影響や雨天中止などで昨年より少し少ない回数でしたが、皆様のおかげで無事に今年最後のウォーキング活動ができました。

そんなに寒くもなく快適なウォーキングでした。

「ギー、ギー」とコゲラの鳴き声が尾根緑道近くで聞こえたと須知講師が教えてくれましたが、まったく気が付きませんでした。この日は、冬としては気温が高く各所の展望台からは冬の山々がかすんでいて、きれいに見られなかったのが残念。

田端環状積石遺構からの蛭ヶ岳も見えませんでした。

 

田端環状積石遺構からの落陽:

冬至の夕陽が示した蛭ヶ岳ミステリーライン

遺構を訪ねたとき、古代人がどのような気持ちでこの風景を見ていたか…そんな想いにかられる。洋の東西を問わず、古代人は冬至の夕日に特別の願いをこめて太陽の再生と自然の甦りを祈ったのか、実際に大事な遺跡や遺構は冬至ライン上に多く存在する。多摩地区では冬の極みの夕日は丹沢山塊の主峰・蛭が岳に沈む。

 

歴史ロマン古道ニュース12号「蛭ヶ岳ミステリーライン」より

 

詳しくは、

http://rekkodan.a.la9.jp/roman/Roman_news012.pdf をご覧ください。

 

皆様、今年一年お疲れ様でした。ありがとうございました。

また、来年もよろしくお願いいたします。

ーウォークの様子ー