桑都あるき (その6)
秋川街道から滝山街道へ向かう古道を探ります。
集合場所: JR中央線「八王子駅」北口
集合時間: 10:00
ガイド : 伊藤 完氏、伊藤 ミチ子(当団スタッフ)
参加者 : 43名
【内容】
八王子市が都内で初めて「日本遺産」に認定されました。今回は織物の町「桑都」にあわせ、八王子で初めて機械製糸工場を創設した萩原彦七が1900年に架けた「萩原橋」からスタートします。
面影が残る中野町製糸工場跡地を巡り、中田遺跡公園、子安神社湧水池、自由民権運動家北村透谷の碑を観て谷野町の鎌倉古道を探索して歩きます。
【コース】
JR中央線「八王子駅」北口改札を出て北側にあるマルベリーブリッジ集合→八幡八雲神社→妙薬寺→極楽寺→福全院→大善寺跡地(コニカミノルタ サイエンスドーム付近)→萩原橋の碑→旧片倉製糸工場跡地→中田遺跡公園(昼食12:30~13:00)→中野町・子安神社→谷野西公園・北村透谷の碑→弥生公園→七社神社(14:15解散)→西東京・谷野町バス停
【感想】
今回の桑都あるき(その6)は、令和2年(2020年)6月「霊気満山 高尾山~人々の祈りが紡ぐ桑都物語~」をタイトルとして、八王子市の歴史とストーリーが日本遺産に認定された中から、織物の町をテーマに発展の礎を築いた中野町から谷野町まで歩きました。
企画段階ではJR八王子駅からバスを利用し、織物で財を成した萩原彦七が私財を投じて架けた萩原橋よりスタートの予定でしたが、バスでの三密を避ける為駅から歩くことのできるコースに変更しました。
八王子市の母なる川「浅川」沿いからは高尾山、御嶽山などの山々がくっきりと見え、中野町にある湧水が流れている場所では、綺麗に澄んだ水に感激の声があがりました。
6~7世紀の古墳時代後期の竪穴住居跡の上で昼食。
午後からのコース、子安神社崖下の湧水池は「東京の名湧水57選」の一つに選ばれており、スルメを餌にザリガニ釣りに興じる親子の姿が見られました。
昼食後の満腹状態の中、みつい台住宅地へ向かって厳しい上り坂が続きましたが、皆様頑張って歩いてくださいました。 高台にある谷野西公園で北村透谷「造化の碑」を見ながら休憩。
ここからは下りとなり、心なしか足取りも軽くなりました。
最後の七社神社から谷野町バス停迄の距離は短く、畑道をのんびり歩きながらそれぞれのバス停へ。
お天気の心配がないウォーキング日和でした。
皆様、大変お疲れ様でした。
ーウォークの様子ー