大成建設助成事業❸


「古街道の科学検証プログラム」現地探索会❸

【実施日】2020年7月4日(土)

【調査チームリーダー】宮田太郎(団長)

【参加者】37名

 

 【テーマ】 「相模国の古代国道から探る幻の相模国・初期国府の謎
   ~新説?!海老名(高座)国府はここにあった?!~


雨続きの毎日ですが傘に頼ったのは午後の一時で、アップダウンの続く道では杖代わりとして傘が役に立ってくれました。
見所が多く、解散時各自の歩数計は1、7千歩~2万歩となっていたようです。

午前、海老名市温故館にて国分寺復元模型や出土品等を見学し、海老名市が如何に古代からの重要な地であったのかを認識し、基礎的知識を習得後本格的探索は始まりました。


(館内は広くないので2グループに別れ、館ではスタッフの方から丁寧な説明を、屋外では団長の国分寺跡解説と交代で行なわれました)

 

「相模国府推定地1」は、まさしく国府はここにあったに違いないと感じられる場所でした。
それは国分寺・国分尼寺・浜田駅をセットとして見た時、小高い台地中間の広い平場地形であること、また国分寺は国府そばに建立されることが多いこと。

昭和初期に津久井郡(現相模原市)からダム建設に伴って35戸の家が移住してくるまで、手付かずの地であったこと等から察せられました。

 

海老名は多くの古墳遺跡、上浜田中世の住居遺跡等古くから人々が生き続けており、古代東海道をはじめとする盛んな人の往来によっても造り上げられてきたであろう、深く長い歴史を持った地域でした。

 

平安時代と奈良時代のルートで異なる古代東海道がぶつかる地点であり、相模川氾濫原の海老名耕地に臨む地こそが謎の高座国府=「初期・相模国府」が眠っている場所ではないのか。
かねてより探索会で度々紹介してきました「道から読み解く国府の位置」をテーマに、現地を探索しました。

 

【コース】

小田急線「海老名駅」中央改札口前(受付)~モニュメント・七重の塔(10:05集合)~国分坂下~国史跡・相模国分寺跡~海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」~奈良時代東海道推定ルート~伊勢山自然公園~目久尻川~平安時代古代東海道推定ルートと望地遺跡~望地道下児童公園~カッパ像・河童伝説~小園橋~瓢簟塚古墳(ひさごづかこふん)(相模国造之墳墓)~東光山国分寺~海老名の大ケヤキ~海老名駅周辺自由昼食(13:30~14:30)~国府跡推定地(宮田説)~春日山鳳勝寺~八坂神社~上浜田古墳群第1~3号墳(浜田三塚公園)~上浜田古墳群第6号墳~上浜田中世遺跡群(浜田歴史公園)~浜田歴史公園バス停(16:30)~小田急線「海老名駅」

ー現地探索会の様子ー