ガイドウォーク【ガイド:田邊】


2020年6月27日(土)

伊勢原三ノ宮コース実地探索会
 伊勢原の比々多地区の歴史景観を歩く

 

 

集合 小田急線「海老名駅」中央改札口前10:00 (参加者 26名)

ガイド/田邊講師:NPO「みどりのゆび」


大山の麓に位置する比々多神社の境内や近隣からは、縄文時代の遺跡が多数発掘されており、下谷戸遺跡の環状配石に、もしここで祭祀が行われていたのなら、江戸時代だけではなく古代から祈りの地であったろうことが推測されました。

 

26名で「鶴巻温泉駅」から老舗温泉旅館をはじめとする旅館街を抜けて行くと、温泉や美味しそうなお料理の写真が目に入ってきて思わず入館したくなりましたが、箕輪駅跡、神明神社へと進む頃にはすっかり史跡を訪ねる顔に戻っていました。


 そこから徐々に山道(矢倉沢往還)へと入って行き、夜中に人が通ると助けを求める声が聞こえるという「夜泣き石」が道の傍らに置かれているのを見るにつけ、昔も寂しい道であったであろうことが感じられました。

 

比々多神社には関東最古と云われる狛犬が保管されていますが(三ノ宮郷土博物館は現在閉館中)、面白かったのが本殿前に狛犬ならぬ鼠の石像(古いものではなく新しく作られたもの)が鎮座していたことです。境内の片隅に並ぶ十二支全ての石像に「子」はおらず、「新年になると自ら歩いて台座に上るのだろうね」という参加者のジョークに、周囲は暫し静かな笑い声に包まれました。

 

自然歩道「関東ふれあいの道」(矢倉沢往還)は歩くだけでも楽しく、相模湾、伊勢原市内を一望できる比々多神社元宮からの眺めも、薄曇りながら素晴らしいものでした。長閑な自然や沢山の古墳 遺跡を巡る収穫の多いコースでした。

 

次回歴古団wkは伊勢原に続いて相模国・海老名です、どうぞお楽しみに。

 

【テーマ】
 伊勢原の比々多地区の歴史景観を歩く

 

【内容】
 伊勢原市比々多地区は、のどかな風景の中に歴史的な文化財が豊富にある伊勢原市西部に位置する地域。
 比々多の地名由来とされる三之宮比々多神社を中心に多くの遺跡群や社寺が存在します。
 周囲は果樹園や農地に囲まれたなだらかな丘陵地帯で、遠く江ノ島や相模湾の絶景が楽しめます。
 自然豊かな県立「塔の山緑地公園」や旧矢倉沢往還道も巡っていきましょう。

 

★田邊講師:NPO「みどりのゆび」ガイド

■集合:小田急線鶴巻温泉駅北口改札口前 9:30

 

【コース】(一部変更)
小田急線鶴巻温泉駅北口(受付)~鶴巻温泉手湯「千の泉」前広場(9:30集合)~和田義盛の屋敷跡~西光寺~史跡 簑輪駅跡~神明社~東名高架橋~善波橋~愛鶏供養塔~矢倉沢往還(関東ふれあいの道)~馬頭観世音 石碑(引き返し)~飲食店で自由昼食(11:00~12:00)~坪ノ内八幡神社~長福寺~三ノ宮比々多神社~下谷戸縄文遺跡 環状列石及住居跡・三乃宮三号墳~埒免古墳(らちめんこふん)~比々多神社元宮~バス停手前で解散~神戸(こうど)バス停→伊勢原駅

ーウォークの様子ー