古街道科学検証の実践講座-Ⅰ


 現地踏査と3D 立体地図活用で各地を探索する風間武講師と地図アプリで楽しむ趣味の古代道路探し

~常陸野と相模野の東海道痕跡を例に~

 会場/パルテノン多摩 4階 第一会議室 14:00~16:00
講師/風間 武 (団員)  57名参加


(風間講師からのメッセージ)
 律令国家が全国に張り巡らせた“古代のハイウェイ”七道駅路が、発掘調査で続々と見つかっています。
 旧版地図や航空写真などで痕跡を探し現地踏査で想定ルートを描き出す歴史地理学と考古学の共同作業が成果を上げています。 古道ファンの皆さんとしては、地元にも痕跡が残っていないか気になるところでしょう!
 本講演では、歴史地理学的な作業が誰でも手軽に出来る地図アプリ「カシミール3D」を使った古代道路探しの方法について、特に3D地図の有効性に着目しながらご説明いたします。皆さんもお手持ちのスマホやタブレットなどを活用すれば、廃絶後 1,000 年が経ちながらもひっそりと残るその姿に出会うことができるはずです。
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今回は、スマホやタブレットなどを使用しての実践は出来ませんでしたが、いろいろな地図のアプリを使っての道探しの面白さを感じることができました。もっともっとカシミール3D、GIS、GPS、3D立体地図、赤色立体地図 等を勉強して古道道路探しをやりたいですね。OHTRA(オートラ)も始まりますよ。

 

●カシミール3Dとは…
日本のDAN杉本が個人で開発している登山者向けの地図ソフト。各種地図を読み込めるなど機能としては、GISソフトウェアの一種と言えます。
 名前に3Dが付くように、標高データを元にして、地形を立体的に表示。様々な角度から俯瞰して見ることが出来る機能(カシバードと呼ぶ)を持ちます。
 地表視点でレンダリングすれば、登山者の視点になるため、山座同定用として使用でき、日本におけるこの分野の代表的ソフトウェアと言えます。
 後にカシミール3Dのスマートフォン版といえる「スーパー地形」も開発され、登山中にも簡単に使用できるようになりました。
ガーミンなど各種携帯型GPS受信機にも対応しており、GPSデータを地図上や3D上に表示したり、編集・加工のほか、データ解析なども行えます

 

●3D立体地図の見方…
地理院地図では、「誰でも・簡単に・日本全国どこでも」3次元で見ることができます。
3Dプリンタ用のデータをダウンロードすることもできます。

立体模型を見る(地理院地図編)
 地理院地図では、機能の「3D」を選択すると3D地図が表示できます。また、機能の「Globe」を選択すると、地球儀のようにシームレスな3D地図を表示できます。

 

①「地理院地図」を開く

②見たい場所を選択します。
③右上の「機能」をクリックし、「3D」をクリックする

④画面中心を中心とした正方形の範囲を3D表示する場合は「大」または「小」、範囲指定して3D表示する場合は「カスタム」をクリックする

⑤3D地図が表示されます。

⑥右上の「機能」をクリックし、「Globe」をクリックする


 シームレスな3D地図が表示されます。

ー講演会の様子ー