歴史古街道団に

ついて



歴史古街道団の想い

 

 当団はこれまで歴史的な古道、古街道や関連する遺跡・史跡を研究してきた仲間や研究会が声を 掛け合って2004年10月9日に結成された団体です。その構成員の研究分野は歴史学・歴史地理学・考古学・郷土史・世界史・都市設計学 ・建築学・環境学・ 農学ほか広範囲に及び、これまでの物質的なまちづくりから、心豊かに暮らすための“時間軸的まちづくり”を 共に目指します。
 なぜ人は昔懐かしいものを見たり感じたりすると、目を細めて豊かな表情や心持ちになれるのかについて 真剣に考えています。それは、今現在が、決して突然生まれたのではないということ、悠久の時の積み重ねの中でじっくり 醸成されてきたことの上にあることを認識することでもあります。


 はるか大昔からの先人・先輩たちの豊かな心と、たおやかな暮らしの時代の記憶を、 遺跡や古道から学び、 感じとることが大切と考えます。「じっくり感性で歩く歴史古道ウォーキングやツーリズム」などを通して、 各地を線=「道」でむすび、眠りかけ ている史跡や遺跡に再び息を吹きかけ、協力し合って成される 新しいスタイルの「まちおこし」へと発展させていきたいと思います。
また、私たち全ての人の誇りであるべき「遺跡や文化財」が、地域開発の際にうとまれ、嫌われ、 厄介者扱いされている現状を根本から覆す画期的な名案、逆転的な「共存と活用」の発想を提示し、啓蒙活動を 実施していきます。


 これらは、まさに「文化遺産ルネッサンス」であり、“歴史と誇りを忘れた日本人” と世界中から批判されている 現状を打破する模索の第一歩ではないかとも考えます。
「道」は単なる交通の道具ではなく、私たちを元気にしてくれる不思議な力をも持っていることを、 もっと多くの方に知って頂きたいと考えます。 


歴史古街道団  

代表 宮 田 太 郎