「古街道の科学検証プログラム」現地探索会❶
【実施日】2020年6月6日(土)
【調査チームリーダー】宮田太郎(団長)
【参加者】41名
【テーマ】
最古の「鎌倉時代遺跡」が眠る?!“小野路関屋城砦”徹底調査会
【内容】
鎌倉街道上ノ道の成立はまだ解明されていませんがその原型は源頼朝に始まる源家三代の時代に遡る最古のものになります。 町田市小野路町の「関屋の砦跡(仮称)」は未解明ながら、正に南北朝期になって関所的なもの加えられた貴重な遺跡である可能性があります。
研究初期時代に発見したままになっている謎の砦跡の実態を明らかにしていきます。
【コース】バスの関係でルート変更
小田急多摩センター駅改札口前(9:30集合)~路線バスで豊ヶ丘4丁目バス停~豊ヶ丘貝取団地管理サービス事務所前(再集合)~妙桜寺前鎌倉古道跡~一本杉公園(昼食10:55~11:30)~小野路三ツ又~関屋の切通し~関屋城砦(塚・堀切・平場・鎌倉古道・穴・古道の道幅計測・けぞう谷・山の神・シイノキ)~ボーイスカウト町田9団スカウトハウス前(14:20解散)~別所バス停、小野路バス停、妙桜寺方面へ
約3ケ月ぶりのウォーキングでしたが、41名の方がマスクを着用して参加してくれました。午後の雷雨予報や路線バスの関係で急遽、ルートを変更しました。
「科学検証」という事で、いつもと少し色合いの違うウォーキングで、「縄による歩幅測定」「古道の道幅計測」「雑木林探検」等々、盛り沢山でした。
手つかずの竹林の中の関屋城砦では鎌倉古道と推定される場所を参加者で測量しました。資料の地図と現地と見比べての興味深い内容でした。
2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が決まり、久々の鎌倉舞台となりますが、北条氏を取り巻く武将達にとって、多摩地域も重要な場所であったとの説明もありました。
いつもの顔々、元気な足取り。蒸暑さもふっとばす楽しい一日でした。
また、スリバチに参加される私達世代より若い方々や新しくご参加の方もいらして意義ある一日になったと思います。
久しぶりのウォーキングで皆さん、お疲れと思いますので、ゆっくり静養してください。
ー現地探索会の様子ー